勉強会のご報告 2015年6月
6月の勉強会、第一部は山本弁護士による勉強会「判例からみた書証の証拠力」大阪地裁民事事実認定研究会 著の解説でした。
請求書は作成者の一方的な主張を記載したに過ぎない、領収書はその取り扱われ方の性質から証拠能力が高いなど書面による裁判での証拠能力について、税理士にとっては興味深い解説がありました。
その後、実務的な突っ込んだ質疑応答があり白熱した勉強会となりました。
第二部は吉元税理士によるプチセミナー「保険を活用した節税術」でした。
保険会社の生命保険から、小規模企業共済や国民年金基金まで幅広い節税術の解説でした。
税理士にはお馴染みの内容でしたが、課税の繰り延べを目的とする商品については
出口における問題点も指摘され、活発な議論が展開されました。